はつらつといきる

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高校の頃につきあってた女の子のこと思い出してた

高校の頃につきあってた女の子は見た目が良かったのと綺麗な体躯をしていて、初心な性格が最高だった。

最終的にはなんか家族みたいなんだもんwって言われて振られた。まあそう思ってもらえるような付き合い方を最後の頃していたので、そうだわな。という感じでお別れをした。

その子と家庭に対する考え方の話をしたとき、その子は家族というものに良い点でも悪い点でも感情を持っていなかった。僕はそこにありえないくらい幻滅をし、多分将来やっていけないと考えて(高校生の時点で…)、そのままフェードさせるように仕向けた(意地悪な態度をとったわけではない)のだった。

今は、なんでそんなことしたのかなと何度も反芻してしまう。

大学に進学し、卒業するあたりでもう家族に対する明るい印象も消え失せ、付き合う相手の実家のつながりに暗い気持ちしか抱けなくなった現在、実家とのつながりが太くもなく、細くもない相手は最適だっただろうし、

何よりその子は見た目が良く、綺麗な体躯をしていて初心な性格が最高だった。

 

その子の逸話として僕はよくココイチ事件というのを語るのだけど、これも今思い返すといい具合の無関心ぶり(=距離感)だったと思う。

というのも、塾の講義前に夕飯を食べるべく街を一緒にさまよっていたとき、僕もまあそんなおしゃれなところを知ってるわけでもなく、その子も特に食べたいものもないので僕3辛食べたいしココイチにしようか。って言って合意のもとココイチで食事をすることになったことがあった。

そのとき、僕は一緒になにかを食べるんだな、と思っていたんだけど、僕だけカレーを注文し彼女は何も注文せず、僕が食べているのを嬉しそうに見ていた。

僕は「なんで何も食べない?」と内心若干憤りながらカレーを食して、「3辛食べたことある?」「なーい。わたし、辛いのだめなんだ~」「そうなんか…(じゃあなんでカレー屋OKしたんだ?)」「あっでもちょっとそれ気になるからスプーン貸して」「いいけど…」「ほんの少しだけでもからーい…だめだ……」みたいなやり取りをした。確か。

そして僕だけが食事を済ませ、塾に戻ってくると彼女はいそいそと隣のコンビニで菓子パンを買い、ガラケーを見ながら塾のラウンジで食べ始めた。

当時、いや何やねんお前と思ってしまった。空気読めなさにも程があるでしょと。

でも今なら僕も彼女みたいな思考で動くと思う。相手がしたいようにさせてあげるのは大事なことだけど、自分のしたいことはあくまで別だ。

それに、僕が空気読まなきゃいけないっていう謎のルールを押しつけていたということでもある。今思うと未熟だな。

という感じの、「自分の青春は青く見える」話と、自分の考え方の変遷が起きたんだなっていうことを実感した回想でした。

それでもやっぱりその子は見た目が良く、綺麗な体躯をしていて初心な性格が最高だったと思う。